井笠鉄道跡を訪ねて  (一部編集し直して再掲載しました)
旧新山駅室内ランプ
中国地方に比較的最近まで生き残った井笠鉄道は国鉄山陽本線の笠岡から井原への本線と矢掛、神辺の両支線を持つ軽便鉄道で井笠鉄道は軽便の雰囲気いっぱいの路線であったという。  (タイトル写真は旧新山駅 *Photoshopにより部分処理しています)
井笠鉄道路線図
■本線
笠岡-井原 19.4km (大正2年開業、昭和46年 廃止)

■矢掛線
北川-矢掛 5.8km (大正10年開業、昭和42年 廃止)

■神辺線
井原-神辺 11.8km (大正14年 高屋まで、同15年神辺まで開業、昭和42年廃止)

動力 蒸気及び内燃、 軌間 762mm


私が"井笠の跡"を探しに出かけたのは下津井に最初に訪れた昭和56年夏のことであった。
山陽本線笠岡駅を降りるとすぐそれとわかる舗装された狭い道路が家並みのなかをカーブして、これが「くじ場」に続く軌道の跡だったことを知らせてくれた。
そろそろ「くじ場」に...、と思っていたところ目の前に現われたのは何と大きな喫茶店であった。やっぱりだったか...、とその店を回り込んで高い塀の裏を見ると"あ、あった!!"
だがなんという無残な姿でそれらは私の目に飛び込んできたのか。ホジもホワフもいた。あの「くじ場」の庫もあるにはある。が、火災にあって焼けただれて野ざらしのまま放置されていたのである。心無い人の失火からとのことであった。それでも私にはかつての井笠を想像するに十分であった。ホジの運転席でじっと目をつむり聞こえてくる蝉の声にありし日の情景を想いうかべてみたのであった......。

高架下のホジ
井笠鉄道跡を訪ねて 焼け跡の井笠の車輛たち 高架下のホジと旧新山駅へ 18年後ふたたび井笠へ
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